【スイッチ】ロマンシングサガ2を10年越しでクリア。感想とクリアする方法。

レビュー

念願のロマサガ2をクリアしたぞー!

私はスーファミ版とアプリ版でロマサガ2に挑戦し、ことごとくクリアを諦めてきた。

時には難解なシステムに阻まれ、時には理不尽な敵の攻撃に悩まされ、時には操作のしづらさ(アプリ版)で心を折られた。

そして今回、ニンテンドースイッチ版で見事クリアを果たしたため、その感想とクリアするための攻略法を記したいと思う。

予期できない展開に胸を躍らせる

ロマサガ2の特筆する点は2つ。フリーシナリオシステムと技の閃きだ。

フリーシナリオシステムについて

フリーシナリオシステムとは行き先を自分で選び、自分で選んだ選択肢が今後のストーリー展開に影響を与えるというシステムだ。

このシステムは1992年1月28日に発売されたロマンシングサガから実装されている。

今でこそウィッチャー3やフォールアウト4などに代表されるオープンワールドのゲームでフリーシナリオは高いレベルで表現されているが当時としては画期的だった。

このようなプレイヤーに選択肢を委ねるシステムは自由度は高いものの、プレイヤーに対して次はここに行くべきだという道筋を見せにくくなるため、多くのプレイヤーに戸惑いを与えた。

厳密にはアバロン城内にいるキャラクターから情報を得ることができるのだが、それを実際に参考にしてその場に行くかどうかですら、ある程度はプレイヤーに委ねられる。

しかし、この不親切とも言えるシステムこそがプレイヤーに意外性をあたえる。

この流れならそろそろボスかな

のような予想ができず、プレイヤーに驚きを与えるからだ。

こういった意外性による驚きが新天地にたどり着いた時に緊張感とワクワク感を煽り、プレイヤーをロマンシングサガの世界に引き込んでいくのだ。

しかし、能動的な行動が必要となるため、次の目的地の明確な誘導がないと不安なプレイヤーには向いていないシステムとなる。

スーファミ版ロマサガ2をプレイしていた時の私はまさしくその状態で

次、どこいくか、わからん

とクリアを諦めた。

本来であればどこにだって行ってよかったのだ。

技の閃き

本作のゲームバランスは少し厳し目である。

シンボルエンカウントではあるが、避けていくのが難しい事が多く、たくさんの戦闘をこなしていかなければならない。

そして、こちらのキャラクターが強くなると、敵の雑魚キャラクターも強くなっていくシステムのため、レベルアップすれば通常攻撃連打でなんとかできるようにはなっていない。

そして、七英雄を始めとしたボスキャラもとても強く苦戦を強いられるだろう。

だが苦戦を強いられても諦めてはいけない。

特に効果的な技がなく、次々と仲間が倒されていき、皇帝1人になっても、不意に現る「ピコーン」の効果音と共に閃いた強力な技で倒せる可能性があるからだ。

実際、強い敵であればあるほど技が閃きやすいシステムとなっており、ボスで新しい技を閃く事が多く、それが勝利に導くことがある。

これも予期できない展開の1つである。

もちろん、そのまま何も閃く事なく死んでしまうこともあるだろうし、閃いても負けてしまうこともあるだろう。

だが、その不確定要素こそが、ロマンシングサガがユニークなゲームである1つの要素だ。

難解なシステムでも理解すれば楽しい

前述したような予期せぬ展開を乗り越えていくにはシステムをきちんと理解する必要がある。

例えば、普通のRPGであれば新しい街にたどりつけば、今よりも強力な武器が売られているのが当然であるが、ロマンシングサガにおいてはその限りではない。

その為、アバロン城にいる武器開発のおじいさんと防具開発のお兄さんにお願いする必要がある。

しかし、彼らが新たに開発するかどうかを訪ねてくる武器、防具はランダムで決まっていて、新たに開発した武器や防具をこちらから指定することができない。

つまり、大剣の新しい武器を開発して欲しいと思っても、とぼけた顔で「槍を開発するんでお金ください」などと尋ねてくるのだ。

いいから大剣つくれや・・・

とキレたくなるのだが、実は開発する武具の種類は、下記の順番で1戦闘毎に変わる 

武器:剣→大剣→斧→棍棒→槍→小剣→弓→斧槍
防具:兜→帽子→開発無し→重鎧→軽鎧→小手→具足→服→盾→ガーダー

他にも基礎知識として

  • 同じ年代では、各1段階しか開発できない
  • 開発は依頼してから5回戦闘すれば完了
  • 開発をするには、武具を扱う店が帝国の領土になっている
  • 開発が完了すると1つだけ入手できる、年代経過後に店に流通する
  • 全身鎧は兜、重鎧、小手、具足の各開発段階がアップして年代経過すると店に流通する

というものがある。

こんなん攻略本必須だろ・・・

これは1つの例だが技の継承方法、新しい陣形を覚える方法などさらっとした説明のみで実際やって検証する必要がある。

特に回復アイテムが倉庫に年代を跨ぐと補充されている件は覚えておきたい。

詳しくはwikiなどを見て欲しいと思うのだが、これらを理解すれば強くてニューゲームが実装されていることもあり、何度もプレイしたくなる中毒性がある。

実際は私は全ての技、武器、防具を手にいれようと2周目に突入した。

システムを理解すればとても楽しいよ!

クリアに必要なものは5つ

本作はとても難しいゲームとして世に知られている。

ロマンシングサガ2が難しいと言われる所以はラスボスを始めとしたボスの強さに基づくものである。

特にラスボスの強さは異常だ。

そこで10年越しにクリアした私から、心が折れそうになった時に必要なものを5つ紹介したい。

霧隠れ

本作の回復役はHPが低く、ボスとの戦いにおいては1撃でやられてしまう事が多い。

そこで水属性の霧隠れを使えばボスからの直接攻撃を受ける事なく、しかも敵を攻撃するまで効果が続くので回復や補助を行う分には効果は継続する。

余裕があれば、回復役以外のキャラクターにも霧隠れをかけ続け、敵からの攻撃をなるべく受けなくする事も可能である。

ラピッドストリーム

ラピッドストリームは陣形の1つで必ず先手を取れる陣形である。

必ず先手を取れるという事は実質スタンは無効となる。

この陣形にするだけで難易度はかなり下がる。それほど強力な陣形だ。

乱れ雪月花

大剣を使っていると閃く技の1つである乱れ雪月花は非常に強力で、基本的な火力はこの技だけで十分である。

私のボス戦においてはいつも乱れ雪月花が乱れ飛び、乱れ雪月花乱舞状態。

そもそも名前がかっこよすぎだよね。

空圧波

これはボス戦では通用しないが、本作では雑魚でも比較的強い敵がいるのでその際には空圧波は便利である。

ファイナルファンタジーでいうグラビガ的な技で成功すれば敵の体力の約半分を削る。

とりあえずでかい雑魚が出てきたら空圧波を撃っとけば間違いない。

その為、私の最終パーティーは大剣3、剣1、後は回復役という偏った形であった。

クイックタイム

この技は敵の1ターンをスキップし、以後数ターン先制攻撃できてしまう反則技である。

しかし、初見プレイにおいて、この技無くしてラスボスを倒せる人はいない。

私のこの術の性能を知り、「まさか、使うことはないよな」と思いつつ全員に覚えさせていたが、ラスボスに対しては全員の術ポイントが尽きるまで使用し、ギリギリ倒した。

いいですか?全力で使ってギリギリですよ。

それほどラスボスの強さは異常なのだ。

ロマサガ2の感想まとめ

正直に言ってしまえば、とても不親切な設計のクラシックRPGである。

ただし、ロマンシングサガというブランドを考慮せずとも不思議な魅力のある作品だった。

不思議な魅力というのはつまりオリジナリティに付随するもので、現在においてもロマンシングサガは唯一無二のゲームだということは間違いない。

だからこそ、今もたくさんのファンが存在し、私も何度も挑戦する気にさせられた。

不親切なところさえ愛される不思議なタイトル、それがロマンシングサガ2。