PS5の仕様の大きな変更点として、決定ボタンがマルからバツになったことがあげられる。
それに伴ってPS5のゲームは決定ボタンはバツになっている。
そして、PS4のタイトルを安価でPS5版にアップグレードしてくれる会社もあって、仁王2はアップグレードしてくれた数少ないタイトルの一つである。
そしてこれから綴るのはコーエーテクモゲームスへの感謝と怒りである。
アップデートに伴って決定ボタン変更の罠
私はプラットホームによる好き嫌いはなく、全てのプラットフォームが好きである。
そのため、プレステもXBOXもスイッチも所持していて、それぞれのボタン配置が違っていても問題なくプレイしている。
つまり、PS5の決定ボタンが変わるのはまるで問題ない。むしろ今後、グローバルに決定ボタンがバツに統一されるならそれは歓迎すべきことだ。
でも、仁王2、お前、なんで決定ボタンがバツになったのにアクションボタンはマルのままなんだ?
アクションボタンというは話しかけたり、物を拾ったりするボタンである。
単純に決定ボタンがバツになったなら、バツとマルに割り振られているものを単純に入れ替えればいいのに、なぜか決定ボタンだけが入れ替わったことにより、肯定的な効果のボタンがマルとバツで混在してしまっているのだ。
肯定ボタン混在の凄まじいストレス
決定ボタンがバツになったから物を拾う時もバツを押したくなるじゃない?でも残念。バツを押して起こる事象は拾いたいものの上を回避行動で移動し、その先にある谷底へ落ちていってしまう。
ゲームを楽しむにあたって理不尽な仕様でない事は超大前提である。
しかし、この仕様はあまりに理不尽なのである。
例えばPS5独占タイトルであるデモンズソウルリメイクも例によって決定ボタンはバツになっているが、きちんとゲーム内のアクションボタンも入れ替えており、問題ない仕様となっている。
それをコーエーテクモゲームスが認識していないはずがない。
つまり、彼らはわかっていてこの仕様を放置しているのだ。
その証拠にSTEAM版では決定ボタンの変更がゲーム上で可能になるアップデートがはいっているのだ。
PS5版にもボタンコンフィグは存在するが決定ボタンはグレーアウトしていて変更できない。
あんまりだ。PS5版にしたことによって120FPSでロード時間が更に短くなった仁王2を満喫しようとして私に対してあんまりな仕打ちじゃないか。。。
親愛なるコーエーテクモゲームス様へ
以前より次世代機への対応の速さは素晴らしく、いつも関心しておりました。
仁王2におかれましても素早くPS5版のアップデートを発表され、100円という安価で対応いただけたことはユーザーとして感謝の極みでございます。
他社ではPS4版のリマスターと称し、フルプライスにて販売されているところもあるので、その寛大かつユーザーフレンドリーな対応に関してはユーザーが思っているほど簡単ではなかったと思います。
しかしユーザーフレンドリーとはいえない肯定ボタンの混在はその対応に少し水をさしたものとなっております。
仕様上、マルとバツを単純に入れ替えることは私が想像するよりかなり難しいのかもしれません。
マルを決定ボタンにすることはPS5の仕様上、許されないことなのかもしれません。
それでもユーザーのことを第一に考える御社のことならばやってのけると信じております。
私はユーザーを代表するつもりはございません。
ぜひ、私のために、仁王2、ひいてはコーエーテクモゲームスのゲームを愛するものへのプレゼントとして、決定ボタンの仕様をデモンズソウルリメイクのような形にしていただきたいと心より願っております。
他社のゲームを引き合いにだし、申し訳ありません。
私はただ、仁王2を快適にプレイすることだけを願って今日も、明日も眠りにつくのです。