デモで感じた期待値には全然届かなかった。
海外でのレビューや売上は絶好調のオクトパストラベラーですが、私がこれまでプレイした限りではかなりの期待はずれでした。
そもそも私が何を期待していたかを綴りつつ、その期待をいかに外していったかを語ります。
主人公キャラ達のつまらなさ
私がデモで心を踊らせたのはまずプリムロゼの強烈な背景だった。1章では彼女の悲しい過去と現在、そして未来への展望が見える。
こんだけパンチが効いていれば他のキャラクターもさぞパンチの聞いたキャラ設定かと思いきや、商人になりたい女の子やちょっと言葉遣いの荒い薬師など、主人公としてはキャラが立っていないようなキャラクターがたくさんいる。
そして1章の終わりにはみんなキレイに旅立っていく。
こんな、古から伝わるフォーマットを持ってこないくてもいいと思った。他の主人公についても似たりよったりで、きちんと旅立つことの理由を丁寧に説明された後に旅立っていく。
序盤の自由度の無さ
別に自由度の無いリニアな作品が駄目だとは言いませんが、最初に全主人公を仲間にしなければいけないようなレベルデザインは無しだと思う。
最初の主人公を選択するときは、その主人公の物語をまず見たいと思って選んだわけでさっさと選んだ主人公の物語をみたいわけ。
それなのに「彼には仲間が必要だ」とか言って、盗賊の勧誘を断ったくせにこっちの勧誘を1秒で受け入れるバカとか見せられるわけよ。
しかも最初のストーリーもそんな大したことない。だって「旅立ちの理由付けの説明」でしかないんだもの。
個人的にはこれが一番ストレス。さっさとプリムロゼの2章がみたいのにそことは直接関係ないストーリーをずっと見せられてげんなりですよ。
し・か・も
仲間になった他の主人公達は他のストーリー中は完全にだんまりで、いてもいなくてもストーリー上は関係ない感じ。これならプリムロゼの誘惑のみでパーティーをつくりかった。街にいるおじいさんの方がまだキャラ立ってる気がする。
単調な戦闘
最初はね、楽しかった。でも慣れてくるともう全部同じですよ。
弱点狙う→ブレイク→連続攻撃の繰り返し。ボスですらそう。敵全てに複数の弱点をつけたけっか、攻略法が大体全部同じになって逆に個性がなくなった。
多少考えることはあるかもしれないけど、いつブレイクさせれば効率的にダメージを与えつつ、相手の攻撃を抑えられるかって基本が同じだからつまらない。
圧倒的つまらなさ。
キャラクターごとの特殊能力
街の中でNPCに向かって特殊能力を使うことで、戦ったり、盗んだり、買い物したりできるんだけど、なんかかぶってるのもあるんだよね。。。。
買い取るは盗む時のアイテムと同じだし、調べると聴き込む、試合とけしかけるって大体一緒じゃない?
なんかこういう細かいところが
って思っちゃう。
そんな若干かぶってる感じになるなら無理して全キャラに特殊能力つけなくていいんじゃない?必然性のない取って付けたようなシステムはしらける。
期待はずれまとめ
期待してただけにもう愚痴ばっかでてくる。まだプレイ途中でこれから劇的に面白くなってくる可能性もあるけど、10時間でそんなに面白く感じなかったからちょっと難しいかもって思ってる。
でも人によっては絶賛している人もいるし、私に合わなかっただけかもしれない。
とはいえ私的には今年一番のがっかりゲームはこのゲームで間違いない。