ストリートファイターが30周年ということでストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナルが2018年春に発売されることになりました。
ストリートファイターがこの世に放たれてから30周年。その記念作品で日本でも発売される「ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル」は海外版です。
初めて私が「ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル」発売の記事のタイトルを見た時、私は胸が踊った。
ストリートファイターは私の青春だから。
しかしながら私が夢中でプレイしたストリートファイターは日本語版である。
相手に勝った後、負けた後の各キャラクターのコメントには楽しませてもらったし、バイソンはバイソンであってバルログではない。
そんな私の興奮をどん底に陥れた本作について。
ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナルの概要
本作の概要は以下となります。
タイトル | ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル | 発売予定日 | 2018年1025日発売予定 | 価格 | 未定 | 対応ハード | layStation®4 / Nintendo Switch / Xbox One/ Steam |
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※各タイトル内は海外版のためタイトルやボイス、テキストが英語表記となります。
※『ストリートファイターALPHAシリーズ』は『ストリートファイターZEROシリーズ』の海外版の商品名となります。
12タイトルが入っている決定版
海外のアーケードで稼働した12タイトルが収録されているストリートファイターの決定版となっています。
収録されているタイトル
- ストリートファイター
- ストリートファイターII
- ストリートファイターII’
- ストリートファイターII’ ハイパーファイティング
- スーパーストリートファイターII
- スーパーストリートファイターII ターボ
- ストリートファイター ALPHA
- ストリートファイター ALPHA2
- ストリートファイター ALPHA3
- ストリートファイターIII
- ストリートファイターIII セカンドインパクト
- ストリートファイターIII サードストライク
4タイトルがネットワーク対戦に対応
ネット対戦は4タイトルだけながら対応している。
ネットワーク対戦対応タイトル
- ストリートファイターII ターボ
- スーパーストリートファイターII ターボ
- ストリートファイター ALPHA3
- ストリートファイターIII サードストライク
ミュージアムモードも収録
こういった記念作品ではお約束のギャラリーです。
これまでの公開されているイラストやキャラクター情報、音楽などのコンテンツをミュージアムモードで楽しめるようになっています。
このように作品の内容を見るととても楽しめる内容となっています。
ストリートファイター30周年の意味に泥を塗ったカプコン
さて、今作はインターナショナルと題されている通り、海外版をなんの改変もなく日本でも販売します。
無駄なコストはかける必要はもちろん無いんですけど、日本で出すタイトルを日本語化するのは無駄なコストではないですよね。
スクウェア・エニックスもインターナショナルと題されているタイトルをいくつか出してますが、流石に海外版そのまま発売って事はしていません。
そりゃ、頭のいいマーケティングスタッフが損益を考えて下した判断で、理に適っているかもしれません。
私もそこまで大きなセールスになるとは思っていませんが、30周年記念を冠するタイトルってそんなに軽視していいものなのでしょうか。(よくない)
ゲーマーであればストリートファイターをプレイしたことがない人はいない程の知名度と面白さを誇り、今やストリートファイターでお金を稼ぎ生活する人たちは1人や2人ではありません。
そんな重要なタイトルをこんなふうに扱うという事は何かを忘れていませんか?
ストリートファイターで友達と仲良くなった人もいるでしょう、逆に喧嘩になった人もいるでしょう。昇竜拳を出せた時の喜び、アッパー昇竜拳を出せた時の俺、上達してる感、そんな小さな出来事の1つ1つがプレイした人達の思い出です。
久しぶりにバイソン使って遊ぼうと思った人がこの作品を購入して名前がバルログになっていた時の絶望感すら想像できませんか。
勝負に勝った後のドヤ顔のキャラクターのセンスあるコメントが英語で理解できない悲しみも理解できませんか。
アクションゲームだから言語は関係ないとかそういうレベルの話ではなく、30周年記念として過去作を収録した集大成的な作品で日本のファンを裏切ったという事が問題なのです。
今の日本のマーケットは海外とは比べ物にならないほど小さいですが、ストリートファイターは日本から生まれたタイトルでしょう?
なんとか考慮してもらえなかったものか。
私の大好きなカプコンへ
私はカプコンが大好きです。
数々の度肝を抜く名作の数々は私の頭から離れません。
最近ではバイオハザード7の大きな路線変更とVRへの挑戦はさすがカプコンだな、唸ったものです。
だからこそ、今回の海外版をそのまま日本でも発売するという事がどんな理由があるにしろ、納得するには難しく、カプコンらしからぬ対応だと思っています。
本作品への言及はこれ以上しませんが、日本語版を期待した1人のファンとしては今後、このような事がなければいいと願うばかりです。